Fukumoto and Li Laboratory

News

志村和也さん(応募時修士課程2年)らの論文が公益財団法人NEC C&C財団若手優秀論文賞を受賞

志村和也さん(修士課程工学専攻コンピュータ理工学コース2年生、指導教員:福本文代 教授)らが執筆した論文が、2019年度NEC C&C財団若手優秀論文に選定され、財団より表彰を受けました。本賞は、「国際会議論文発表者助成」により海外で発表された論文のうち、極めて示唆的、かつ独創的であり著者の将来性をうかがわせるに足る論文を選定し、毎年概ね3件以内に対し贈呈されるものです。選考対象は、2018年9月1日から選考年度8月31日までの約1年間の国際会議発表者助成論文83件です。

受賞論文の題目、及び著者、会議名は HFT-CNN: Learning Hierarchical Category Structure for Multi-label Short Text Categorization, Kazuya Shimura, Jiyi Li, Fumiyo Fukumoto, The 2018 Conference on Empirical Methods in Natural Language Processing (EMNLP’18) です。本論文は、深層学習の一つであるConvolutional Neural Network(CNN)を用い、分野の階層構造を学習することにより、ショートテキストを高精度で分類する手法を提案した論文です。

情報がスパースであるために分類が困難な下位レベルの分野に属するショートテキストに対し階層構造が分野の粒度を表現しているという点に注目し、CNNにFine-tuning と呼ばれる技法を取り入れることにより上位レベルの豊富な情報を下位に転移する手法を提案しました。

受賞した志村さんは、「この度はこのような栄誉ある賞をいただくことができ大変嬉しく思います。福本先生、李先生をはじめ研究室や合同ゼミ、その他多くの方々のご協力があっての受賞だと感じています。この研究に関わってくださった全ての方々に心より感謝申し上げます。」とコメントしています。